前後比較・実車レビュー・中古価格も
発行者:ノンジャンル情報局 / マイナーチェンジ後モデルを実際に購入・乗用した経験をもとに執筆
- 2019年8月マイナーチェンジでの変更点一覧(外装・内装・安全装備)
- マイナーチェンジ前後のフロントデザイン比較(実車画像あり)
- タッチパネルナビ・LTA(レーントレーシングアシスト)など新機能の実使用感
- PKSB・BSM・PVMなどの安全装備の使い心地(実体験)
- 見積もり金額と実際の乗り出し価格
- マイナーチェンジ後モデルの現在の中古相場
- マイナーチェンジ前後、中古ではどちらを買うべきか
マイナーチェンジ前モデルのレビューはこちらの記事をご覧ください。
2019年8月29日 レクサス RXマイナーチェンジ
前回はRX300 Fスポーツ(マイナーチェンジ前)の紹介、燃費や評価等を記載したが、今回は2019年8月29日に行われたマイナーチェンジ後の車両のレビューをしたいと思う。
ちなみに今回は6月中旬に契約して10月12日にやっと納車された。契約から納車までの期間は約4カ月だった。
マイナーチェンジ後のレクサス RX300 Fスポーツ
マイナーチェンジの主な変更点まとめ
2019年8月のマイナーチェンジでは好評のスタイリングを維持しながら各部のブラッシュアップが図られた。外装・内装・安全装備の3つに分けて変更点を整理する。
| 変更箇所 | マイナーチェンジ前 | マイナーチェンジ後 |
|---|---|---|
| スピンドルグリル内部 | 横基調のルーバーデザイン | L字モチーフのブロックメッシュに変更。躍動感が増した |
| ヘッドライト | 従来形状 | 三眼タイプに変更。デイタイムランニングライトが上部に移動 |
| バンパーサイド(Fスポーツ) | メッシュなし | メッシュグリルを追加。よりスポーティな印象に |
| ナビゲーション | リモコン操作(指で動かすボタン式) | タッチパネル+タッチパッド操作に変更。操作性大幅向上 |
| ナビの位置 | 従来位置 | 少し前方に出てくる形に。タッチしやすい半面多少圧迫感あり |
| USB端子 | なし(または少ない) | シガーソケット横にUSB端子が2つ追加(充電専用) |
| スマホスタンド | なし(カード入れがあった) | シガーソケットとドリンクホルダーの間付近にスマホスタンド追加。カード入れは廃止 |
| レーントレーシングアシスト(LTA) | なし | 新搭載。高速道路での車線維持補助 |
| 制限速度表示 | なし | 左メーターパネルに道路の制限速度が表示される |
| サスペンション・ボディ剛性 | 従来設定 | 乗り心地向上のため改良を施された |
| 安全システム | Lexus Safety System+(第1世代) | Lexus Safety System+(第2世代)に進化 |
マイナーチェンジ後の価格(2019年10月時点)
| RX300 2WD(税込価格) | ||
|---|---|---|
| グレード | 価格(税込) | 前モデルとの差(税込) |
| version L | 6,150,000円 | +189,000円 |
| F SPORT | 6,020,000円 | +219,000円 |
| ベースグレード | 5,130,000円 | +158,000円 |
| RX300 AWD(四駆)(税込価格) | ||
| グレード | 価格(税込) | 前モデルとの差(税込) |
| version L | 6,420,000円 | +199,000円 |
| F SPORT | 6,290,000円 | +229,000円 |
| ベースグレード | 5,400,000円 | +168,000円 |
マイナーチェンジされたRX300のグレードはマイナーチェンジ前と同様に3つ。ベースグレード・高級感があるラグジュアリーモデルのVERSION L・スポーティーモデルのFスポーツの3タイプだ。
実際の見積書(消費税8%換算で約680万円)
消費税8%で約680万円だった。セカンドシートヒーターやスノーレジャーマットを外したら675万円ぐらいだ。パーキングサポートブレーキ(PKSB+BSM+PVM)は個人的に必須なので外せなかった。トータルで約17万円するが、このパーキングサポートブレーキなしでは怖くて運転できない。
安全装備(PKSB・BSM・PVM)の実使用感
オプションで追加したパーキングサポートブレーキは、大きなRX300を日常使いするうえで欠かせない装備だ。それぞれの機能と実際の使い心地を解説する。
PKSB(パーキングサポートブレーキ)
低速走行時に障害物に近づいたときに音やモニターで注意を促してくれる。狭いところを通るときや車庫入れ等ではなくてはならないぐらいの機能で、大きな車なのでかなり重宝する。また駐車場等からバックで出るときも、後退進路の範囲に接近している車があるときは音やモニターで教えてくれる。
BSM(ブラインドスポットモニター)
進路変更の際などにサイドミラーの死角に車がいる場合はサイドミラー内のインジケーターが点灯する。車線変更時の安心感が格段に上がった。
PVM(パノラミックビューモニター)
車両周辺の目視で見られないところなどをモニター上で確認できる。駐車の時や狭いところを通るときなどに非常に便利だ。
外観(エクステリア)レビュー
フロント:マイナーチェンジ前後の比較
マイナーチェンジ後 正面からのアングル
左:マイナーチェンジ前 右:マイナーチェンジ後。黄色部分が主な変更点
スピンドルグリルのグリルフレームやヘッドランプの形状が変わって配置変更があっているのがわかるだろうか。グリル内部のルーバーがL字モチーフのブロックメッシュに変わったことで、より躍動感のある印象になった。ヘッドライトも三眼タイプに変更され、デイタイムランニングライトの位置も上部に移動している。
リア・サイド
真後ろから
斜め後ろ
真横
右斜め横
内装(インテリア)レビュー
メーターパネル:制限速度表示が追加
左側のモニターに道路の制限速度が表示されるようになった
左側のモニターに表示されている「道路の制限速度の表示」はマイナーチェンジ前の車には出ていなかった機能だ。レーダークルーズコントロール中にこの制限速度が出るのはすごく便利で、うっかりスピードオーバーを防ぐ助けになる。
ナビ:タッチパネル化で操作性が大幅向上
ナビが少し前方に出てタッチパネルに。多少圧迫感はあるが操作性は向上した
ナビが少し前方に出てタッチパネルになった分、もともとナビが大きいので多少圧迫感が出てしまったように思える。ただ操作性は大幅に改善されている。
シフト周辺:タッチパッド化・USB追加・スマホスタンド追加
シフト周辺。タッチパッド化・USB追加・スマホスタンド追加
ナビ操作はタッチパネルまたはタッチパッドになった。以前の指で動かすボタンのようなものは力加減も難しかったので、このタッチパッドになってナビの操作性はかなり上がっている。
また、シガーソケット横にUSB端子が2つ追加されている(充電専用)。
スマホスタンドがシガーソケットとドリンクホルダーの間付近に追加されたことで、コンソールボックスのすぐ上部にあった横から開けるカード入れ(スマホ収納)はなくなっている。個人的にはカード入れとして重宝していたので残念だ。前方のスマホスタンドには大きなスマホや手帳タイプで分厚くなったスマホは入らないし……
運転席ドアボタン・スイッチ類
運転席ドアボタン・スイッチ類
新機能:レーントレーシングアシスト(LTA)
マイナーチェンジ後のRXにはレーントレーシングアシスト(LTA)が搭載された。動画はオートクルーズ中にレーントレーシングアシストを使っている映像だ。少しわかりにくいかと思うが、小刻みにステアリングが動いているのがわかる。
ただこの機能はあくまでもステアリングを持ったうえでアシストしてくれる機能だ。数秒手を離すとインパネ左のパネルに警告が出て、そののちにステアリングの振動と警告音が鳴る。高速道路での走行補助として考えるのが正しい使い方だろう。
レーダークルーズコントロール(ACC)とレーントレーシングアシスト(LTA)を組み合わせて高速道路を走ると、アクセル・ブレーキ・ステアリングすべてが補助される。長距離ドライブの疲労軽減に非常に有効だ。あくまで補助機能のため、手はステアリングに添えた状態で使用すること。
マイナーチェンジ前後:中古で買うならどちら?
※価格は年式・走行距離・装備・コンディションにより異なります。最新の相場は中古車サイトでご確認ください。
| 比較項目 | マイナーチェンジ前 (〜2019年8月) |
マイナーチェンジ後 (2019年9月〜) |
|---|---|---|
| 価格目安(中古) | 約200〜350万円 | 約300〜500万円 |
| フロントデザイン | 横基調グリル | ブロックメッシュ(新鮮味あり) |
| ナビ操作 | リモコン式(操作しにくい) | タッチパネル+タッチパッド(快適) |
| LTA(車線維持) | 非搭載 | 搭載 |
| 制限速度表示 | なし | メーターパネルに表示 |
| USB端子 | 少ない | シガーソケット横に2口追加 |
| 安全システム | LSS+第1世代 | LSS+第2世代(より精度が高い) |
| 乗り心地 | やや硬め | サスペンション改良で若干向上 |
- タッチパネルナビで操作ストレスが大幅に解消される
- LTA(レーントレーシングアシスト)搭載で高速長距離が楽になる
- フロントデザインが刷新されより現代的なルックスに
- USB端子が増えてスマホ充電が快適に
- 安全システムが第2世代に進化しより精度が高い
- サスペンション改良で乗り心地が向上している
- 中古価格が安い(同条件でマイチェン後より50〜100万円以上安いケースも)
- カード入れ収納が残っている(マイチェン後は廃止)
- ナビ・安全装備以外は基本的に同等の装備
タッチパネルナビとLTA(レーントレーシングアシスト)の快適性は日常使いで大きな差になる。コストを抑えたいならマイチェン前も選択肢になるが、予算が許すならマイナーチェンジ後モデルの方が満足度は高い。
よくある質問
まとめ
- 2019年8月29日のマイナーチェンジでフロントデザイン刷新・タッチパネルナビ化・LTA新搭載など多数の改良が施された
- ナビのタッチパッド化は操作性が大幅に向上。旧リモコン式との差は日常使いで体感しやすい
- LTA(レーントレーシングアシスト)は高速道路での長距離ドライブの疲労軽減に非常に効果的
- USB端子2口追加・制限速度表示など利便性の細かい改善が多数
- PKSB+BSM+PVMは約17万円のオプションだが、大きなRX300を日常使いするならほぼ必須
- 筆者の乗り出し価格は消費税8%換算で約680万円(マイナーチェンジ後・Fスポーツ・オプション込み)
- 現在は生産終了・中古のみ。2019年9月以降登録のマイナーチェンジ後モデルが最もおすすめ
EC・WEB・音楽・医療・フィットネスと幅広い現場を渡り歩いてきた現役ディレクターが運営する雑記ブログです。サーキット走行歴もある車好きが、実際に乗った車の体験をもとに正直にレビューしています。



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