駐車場に車を停めていたら、隣の車がドアを開けたときに自分の車に当たって傷がついた
駐車場で他の車に当て逃げされた
こんな経験した方いませんか？
当て逃げされて自分の車に傷がつくとかたまったもんではありませんよね。
当て逃げした犯人が見つからない場合
まず、当て逃げされて犯人が見つからない場合は、結論から言うと自腹で修理しないといけません。
当て逃げされた場合の任意保険は？
ドアの傷をつけられたときに保険使えないの？
って思うでしょう。
車両保険のフルカバータイプ等に入っていれば保険は使えますが、これは自分の保険を使うことになるので自損扱いとなってしまうのです。
あきらかにぶつけられた、警察を呼んでドアがあいたことによってついた傷だ、とわかったとしても、残念ながら自損事故扱いになってしまうので自分で保険を使った場合は等級ダウンはまぬがれません。
そしてそれは翌年の保険料アップを意味するのです。
そんなひどいはなしがあるのか。
こっちは被害者だ。
こっちは当て逃げされ損だ。
と思いますよね。
でも残念ながらどうしようもないのです。
犯人が見つからない場合はなすすべなしです。
当て逃げした犯人が見つかった場合
犯人が見つかるパターンっていくつかあると思います。
- 現行犯
- 防犯カメラ
- 目撃証言
- ドライブレコーダー
これらによって、犯人を見つけられることがあります。
ですが、基本的には
必ず警察を呼ぶ
ことにしましょう。
もちろん犯人を現行犯で抑えてそれで相手がちゃんと誠意ある対応をしてくれれば問題ありませんが、それでも必ず警察を呼んだほう良いでしょう。
いくら警察が民事不介入とはいえ、実はけっこうやってくれる場合があります。
僕はこれで当て逃げした犯人を見つけてもらって、最終的に弁償させました。
なのでまずは必ず警察を呼んで、傷の状態等の確認をしてもらってください。
あとはここからは運です。
まず、防犯カメラやドライブレコーダーにその当て逃げの瞬間が映っていないかがポイントになります。
ですがドライブレコーダーはカメラの方向で当たった瞬間を録画しておく必要があります。
正面を映すタイプのドラレコで横を当てられたらまず撮影できませんし、軽い衝撃ぐらいだと録画開始がされないドラレコだってあります。
ただ、もし周りに他の車が停まっていればいた場合でかつ運よくその方向を周りの車のドラレコがとらえている場合もありますので、その場合はその車の持ち主に協力してもらう必要があります。
僕の場合はショッピングモールでの出来事だったので、ショッピングモールのカメラにその現場が映っていたようでした。
なおかつその映像でナンバーを確認できた＆そのエリアの警察が対応できるところに犯人がいた（同じ県など）というラッキーの連続。
そして警察がその車を調べたところ、僕の車の傷とその車についていた傷が完全一致した、ということで、警察の方から僕の電話番号に電話するように伝えてもらい、最終的には謝罪の言葉と犯人の保険会社にて責任をもって対応してくれるということで、弁償してもらうことができました。
当て逃げの場合に犯人を見つけて弁償させる。
これは運も必要かもしれません。
- 当て逃げされたその現場で傷を確認できた
- 防犯カメラ、ドラレコ、目撃証言も含めて相手のナンバーを特定できていること
- 犯人が現場の管轄と同じエリアにいること
（他県であればどうなるかは不明ですが、かなりレスポンスも遅くなって厳しくなるだろうと思います。いわゆる管轄外ってやつです。） - 犯人が傷を隠蔽していないこと
（時間がたって隠蔽されたらかなり厳しくなるでしょう。） - 当て逃げした相手とちゃんと連絡がとれること
（警察が電話してもでないかもしれませんし、携帯を解約するかもしれません。相手次第です。） - 当て逃げした犯人が罪を認めて支払いの意思を見せること
これらの要素が必要となってきます。
実際、現行犯じゃない場合そういった傷に気付くのって時間がたってからというケースが多いですよね。
自分で洗車してるときに見つけた、などなど。
そうなるといつの傷なのかさえわかりません。
ですが、その現場でしっかりと傷をつけられたということが確認できて素早く対応できれば、意外とこのように当て逃げした相手を見つけ出すこともできるのです。
目撃証言や、防犯カメラ、自分や周りのドラレコなどで相手を特定できれば、最終的に支払わせることができる確率はグンと上がると思います。
警察を呼んで、しっかりと対応してもらい、可能性がある限り相手を特定してしっかり支払ってもらいましょう。
被害者のまま泣き寝入りする前に、やれることをしっかりやってください！
