結論:JCBザ・クラスは、ポイント還元よりも年1回の限定特典、旅行・飲食サービス、家族カードを活用できる人に向く招待制カードです。
筆者はJCBプラチナを2年11カ月利用し、年間約450万円、500万円、400万円を決済した後に招待を受けました。ただし、これは一保有者の実績であり、JCBが公表した招待条件ではありません。

JCBザ・クラスの招待基準や必要年収は公式には公開されていません。本記事では、公式情報と筆者自身の取得記録を分けて説明します。「年間いくら使えば必ず届く」「年収いくらなら通る」とは断定しません。
この記事は2026年7月18日にJCB公式情報を再確認し、筆者が実際に受け取った招待、申込み、カード到着までの記録と写真を加えて更新しています。保険や優待には適用条件があるため、利用前には必ずリンク先の最新条件も確認してください。
JCBザ・クラスとは?基本情報を先に確認
JCBザ・クラスは、JCBが「JCB最高位」と案内する招待制カードです。自分から直接申し込む一般募集型ではなく、JCBが定める条件を満たした人に招待されます。公式ページは、ザ・クラスを目指す人にJCBプラチナを案内しています。
| 申込み方法 | 招待制。招待基準は非公開 |
|---|---|
| 本会員年会費 | 55,000円(税込) |
| 家族会員 | 8名まで年会費無料 |
| ポイント | J-POINT。月間利用合計200円(税込)につき1ポイント、1ポイント最大1円相当 |
| 主な独自特典 | メンバーズ・セレクション、専用コンシェルジュ、ゴルファー保険、メタルカードなど |
| 旅行・飲食 | プライオリティ・パス、グルメ・ベネフィット、プレミアムステイプランなど |
| 保険 | 旅行傷害保険、スマートフォン保険、ショッピングガード保険など。各サービスに適用条件あり |
JCBザ・クラスの招待条件は非公開
検索すると「年間300万円を何年」「年収は何万円」など多くの目安が出ますが、JCB公式が示しているのは「JCBが定めた条件を満たした方を招待する」ということまでです。必要な年間利用額、保有年数、年収、招待時期の確約はありません。
したがって、筆者の利用額は再現保証のある攻略条件ではなく、実際に招待された一例として読んでください。JCBプラチナ保有者が招待対象になり得ることは公式案内から確認できますが、プラチナを持つだけで招待されるわけでもありません。
筆者が招待されるまでの実績
1年目:2月から12月で約450万円
2年目:1月から12月で約500万円
3年目:1月から12月で約400万円
支払い遅延:JCBカード、その他ローンともになし
年間300万円以上の決済を2年続けても、その時点では招待されませんでした。3年目の最終月にあたる2022年1月、ようやくMyJCBに案内が届きました。この経験からも「300万円を2年使えば必ず届く」とは言えません。
必要年収はいくら?
必要年収も公表されていません。利用額だけでなく、支払い状況、利用期間、属性などが総合的に見られる可能性はありますが、審査ロジックはJCBのみが知る情報です。インターネット上の年収例を最低基準として扱わない方が安全です。
年収を推測するより、無理のない範囲でJCBを継続利用し、支払日に確実に返済することが現実的です。ザ・クラスを急いで取得するために不要な決済を増やすのは、年会費以上の損失につながりかねません。
インビテーションからカード到着まで10日弱だった
筆者の場合、MyJCBで招待を確認してからカードが届くまで10日弱でした。公式が一律に保証する日数ではありませんが、実際の流れは次のとおりです。
MyJCBの「お客様へのお知らせ」に「JCB THE CLASSへのご案内」が表示され、案内先から申込み。
「JCBザ・クラス発行手続き完了」のメールを受信。MyJCBの表示もザ・クラスへ切り替わる。
カード発送準備完了のお知らせを受信。
カード到着。デジタル招待から10日弱。
封書のインビテーションも到着。カード到着後だったため、案内が行き違った形になった。


申込み翌日に発行手続き完了の連絡があり、MyJCBでもカードの切替案内を確認できました。この時点でQUICPayの登録もできました。


JCBザ・クラス到着時の封筒と同封物
カードは簡易書留で届きました。ここからは、実際の封筒と開封時の様子を写真で紹介します。カード番号など個人情報が写らない範囲で掲載しています。







年会費55,000円の元は取れる?
本会員の年会費は55,000円(税込)で、JCBプラチナの27,500円(税込)との差は27,500円です。ザ・クラスの価値は通常ポイントの還元率より、限定特典を自分の生活で使えるかで決まります。
年1回のメンバーズ・セレクション、同伴者1名無料のプライオリティ・パス、家族カード8名まで無料、グルメ・ベネフィットなどを実際に使う家庭なら、差額を納得しやすくなります。反対に、旅行・外食・対象施設をほとんど利用しない人や、ポイント還元だけを重視する人には年会費が重く感じられます。
カードを持っているだけで元が取れるわけではありません。筆者は、JCB最高位カードの所有満足に加え、メンバーズ・セレクションや家族で使える旅行・レジャー特典を活用できるため、保有価値を感じています。
2026年の主な特典と注意点
メンバーズ・セレクション
ザ・クラス会員限定で、年1回、案内されたコースから商品や体験を1つ選べます。2026年は年間300万円(税込)以上利用した人向けの「ロイヤルコース」が設けられていますが、エンターテインメント&トラベルコース、厳選商品コースまで全てが300万円条件になったわけではありません。
2026年度分は2026年3月末までに入会した本会員が対象で、同年4月以降の入会者は2027年度から利用できます。入会直後に必ずその年の特典を受け取れるわけではない点に注意してください。
プライオリティ・パス
本会員は別途申込みをすることで対象ラウンジを無料利用できます。ザ・クラスは同伴者1名まで無料で、2人目以降は1人2,200円(税込)です。ただし、ラウンジによって同伴者の扱いが異なり、デジタル会員証には対応していません。家族会員はプライオリティ・パス会員カードを発行できません。
コンシェルジュ、グルメ・ベネフィット、OMAKASE
専用コンシェルジュでは、旅行やレストランなどの相談・手配を依頼できます。筆者の主観では、JCBプラチナのデスクより電話がつながるまでが早く、応対も丁寧に感じました。これは利用時期や担当者によって変わる個人的な感想です。
グルメ・ベネフィットは、対象レストランの所定コースを2名以上で予約すると1名分が無料になるサービスです。また、ザ・クラス会員は予約困難店を扱うOMAKASEのプレミアムプログラム月額4,980円(税込)相当を無料で利用できます。予約枠や対象店舗が常に保証されるサービスではないため、利用条件を確認してください。
メタルカード
メタルカードは、通常のザ・クラスを持つ本会員向けのペアカードです。金属製カードの所有感は魅力ですが、別途33,000円(税込)が必要です。年会費とは別の費用なので、実用性より所有満足を重視する人向けと考えた方がよいでしょう。
ディズニー・USJ特典は条件を混同しない
JCBザ・クラスはディズニー関連の会員向け企画やラウンジが注目されやすいカードです。ただし、メンバーズ・セレクションの商品や利用条件は年度ごとに変わるため、過去の内容を固定特典だと思わないことが大切です。
USJには、JCBプラチナとザ・クラスで利用できる「ザ・フライング・ダイナソー」のJCBラウンジと、年間利用額によって案内される「パートナーラウンジ」があります。これは別のサービスです。
- JCBラウンジ:JCBザ・クラス、JCBプラチナなどの対象会員向け。事前予約など所定条件あり
- USJパートナーラウンジ:JCBザ・クラスまたはJCBプラチナの本会員で、年間ショッピング利用額500万円(税込)以上が対象
パートナーラウンジの条件は300万円ではなく500万円です。年間利用額に関係なく使えるJCBラウンジまで対象外になる、という意味でもありません。
保険とポイントは適用条件まで確認する
海外旅行傷害保険はカード利用条件がある
海外旅行傷害保険は最高1億円ですが、単にカードを持っているだけで全ての旅行に自動適用されるわけではありません。出国前に対象となる公共交通機関や募集型企画旅行の代金をカードで支払うなど、公式が定める利用条件を満たす必要があります。
本会員・家族会員の傷害・疾病治療費用は各1,000万円限度、賠償責任は1億円限度、携行品損害は1旅行100万円限度などです。実際の支払い可否は約款や事故状況によるため、旅行前に対象範囲を確認してください。
スマートフォン保険は年間10万円まで
JCBザ・クラスのスマートフォン保険は、破損・火災・水濡れ・盗難を年間通算10万円まで補償します。破損・火災・水濡れの自己負担額は1事故1万円、盗難は1万5,000円です。
事故時点でスマートフォンの通信料をザ・クラスで直近3カ月以上連続して支払っている本会員が対象で、端末は購入後36カ月以内などの条件があります。家族会員や家族の端末が自動で対象になるわけではありません。
J-POINTの基本還元は0.5%相当
2026年1月からのJ-POINTは、月間利用合計200円(税込)につき1ポイント、1ポイント最大1円分として使えます。基本部分は最大0.5%相当です。年間利用額50万円ごとのJ-POINTボーナスや対象店の加算はありますが、高還元率だけを目的に選ぶカードではありません。
実際に持って感じたメリット・デメリット
メリット
- JCB最高位の招待制カードを持つ満足感がある
- メンバーズ・セレクションを年1回利用できる
- 家族カードが8名まで無料
- プライオリティ・パスは同伴者1名も無料
- 旅行、外食、ディズニー・USJを使う家庭と相性がよい
- 専用コンシェルジュを利用できる
デメリット
- 年会費55,000円が毎年かかる
- 招待基準が非公開で取得時期を読めない
- 基本ポイント還元だけなら年会費を回収しにくい
- 特典には予約、利用額、入会時期などの条件がある
- JCBプラチナと共通する特典も多い
- 券面だけでカードの希少性が伝わるとは限らない
所有して感じる最大の満足は、JCBの最高位カードを持ち、使えることです。一方、カードを見た全員がザ・クラスを知っているわけではありません。「人にすごいと思われるか」より、自分や家族が特典を使うかで判断した方が後悔しません。
JCBプラチナのままでよい人、ザ・クラスが向く人
JCBプラチナでも、コンシェルジュ、グルメ・ベネフィット、プライオリティ・パスなど多くのプレミアムサービスを利用できます。年会費差は27,500円なので、ザ・クラス独自の上乗せ部分を使うかが分岐点です。
| JCBプラチナ向き | 年会費を抑えたい、共通の旅行・飲食特典で十分、招待を待たず申し込みたい |
|---|---|
| ザ・クラス向き | メンバーズ・セレクション、家族カード、同伴者無料のプライオリティ・パス、限定企画、所有満足を重視する |
まずJCBプラチナを検討する場合は、筆者の実体験をまとめたJCBプラチナのメリット・特典レビューも参考にしてください。
JCBザ・クラスのよくある質問
年間300万円使えばインビテーションは届く?
保証されません。筆者は年間300万円を超える利用を続けましたが、2年終了時点では届かず、2年11カ月で招待されました。公式基準は非公開です。
JCBザ・クラスに必要な年収は?
JCBは必要年収を公表していません。特定の年収額を合格基準として断定することはできません。
インビテーションはいつ届く?
公式な固定時期は示されていません。筆者は2022年1月6日にMyJCBで案内を確認しました。
家族カードは何枚まで無料?
2026年7月18日確認時点では、家族会員8名まで年会費無料です。申込み資格や発行条件は公式ページを確認してください。
メンバーズ・セレクションは年間300万円使わないともらえない?
年間300万円以上の条件があるのは2026年のロイヤルコースです。公式案内には、条件の異なるエンターテインメント&トラベルコース、厳選商品コースもあります。
JCBザ・クラスの旅行保険は自動付帯?
海外旅行傷害保険にはカード利用条件があります。対象交通費や募集型企画旅行代金の支払いなど、公式条件を満たした時点以降が補償対象です。
インビテーション後は必ず発行される?
必ずではありません。招待後の申込みにも所定の審査があります。筆者の場合は申込み翌日に発行手続き完了の連絡がありました。
まとめ:年会費より「使う特典」で判断する
JCBザ・クラスは、招待制であること自体より、メンバーズ・セレクション、家族カード、旅行・飲食・レジャー特典を日常で活用できるかが重要です。筆者はJCBプラチナから2年11カ月、年間約450万、500万、400万円の利用を経て取得しましたが、この金額は公式条件ではありません。
取得を目指すなら、無理な決済で招待を急ぐより、JCBプラチナなどを生活費や事業経費の範囲で継続利用し、支払いを確実に続けるのが現実的です。招待が届いたときは、年会費55,000円と、自分が実際に使う特典の価値を比較してから申し込みましょう。
本記事は筆者の保有・利用経験と、2026年7月18日に確認したJCB公式情報に基づきます。カードの審査結果や招待を保証するものではありません。年会費、特典、保険、利用条件は変更されることがあるため、申込み・利用前に公式サイトで最新情報をご確認ください。



コメント
[…] レクサスカードのステータスは、VISAプラチナカード としてのステータスに加えて、レクサスに載ってるよ!のアピール部分のステータスになるかと思います。 そういった部分でのステータスは十分あるかと思いますが、それを感じるのは個人個人違いますので、本人的に「レクサスに乗ってます」っていうのを車でもカードでもみんなに知ってもらえてる、と思えればそれで十分なステータスになるかと思います。 上をみればキリがありませんが、一般的にもプラチナカードはゴールドカードよりも上という位置づけなのでそういったステータスはあるかと思います。 個人的には、JCBのブラックカードであるJCB THE CLASS(JCB THE CLASSについての記事はこちら)よりもレクサスプラチナカードの方が、カードにLEXUSって文字が入ってるのでよりステータスが伝わりやすいとは思います。 […]
[…] レクサスカードのステータスは、VISAプラチナカード としてのステータスに加えて、レクサスに載ってるよ!のアピール部分のステータスになるかと思います。 そういった部分でのステータスは十分あるかと思いますが、それを感じるのは個人個人違いますので、本人的に「レクサスに乗ってます」っていうのを車でもカードでもみんなに知ってもらえてる、と思えればそれで十分なステータスになるかと思います。 上をみればキリがありませんが、一般的にもプラチナカードはゴールドカードよりも上という位置づけなのでそういったステータスはあるかと思います。 個人的には、JCBのブラックカードであるJCB THE CLASS(JCB THE CLASSについての記事はこちら)よりもレクサスプラチナカードの方が、カードに「LEXUS」って文字が入ってるのでよりステータスが伝わりやすいとは思います。 […]