迷ったときの見分け方と、入力してしまった場合の対処
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ChatGPTには、暗証番号、カード番号、マイナンバー、住所、病院の書類などを入力しません。相談するときは、本名や番号を消して「70代」「福岡県」「持病があります」のように必要な範囲だけ伝えます。この記事では、入力してはいけない情報、写真で注意する場所、安全な言い換え方、もし送ってしまった場合の対応をやさしく説明します。
最初に覚えること:「学習をオフ」にしても、秘密の保管場所になるわけではありません。家族以外に見られたら困る情報は、最初から入力しないのが最も安全です。
30秒でわかる「入力してよい・悪い」一覧
| 判断 | 情報の例 | どうする? |
|---|---|---|
| 入力しない | パスワード、確認コード、暗証番号、カード番号、マイナンバー | 一文字も送らない |
| 名前や番号を消す | 病院の書類、請求書、郵便物、家族の相談、写真 | 必要な部分だけ文章にする |
| おおむね入力できる | 一般的な献立、掃除方法、旅行候補、スマホ操作 | 住所や予約番号を加えない |
迷ったら:「この情報が知られたら、お金を取られる・本人になりすまされる・家族が困る」のどれかに当てはまれば入力しません。
ChatGPTに入力してはいけない情報7種類
1.パスワード・暗証番号・確認コード
銀行、メール、通販、Apple Account、Googleアカウントなどのパスワードは入力しません。SMSで届く6桁前後の確認コードも同じです。ChatGPTやサポート担当者が、回答のために暗証番号を必要とすることはありません。
2.クレジットカード・銀行口座の詳しい情報
カード番号、有効期限、裏面のセキュリティコード、銀行の暗証番号、ネットバンキングの情報は送らないでください。「振込方法を教えて」と一般的に質問するだけなら、実際の番号は不要です。
3.マイナンバー・免許証・パスポートなど
本人確認に使える番号や画像は入力しません。健康保険証、介護保険証、年金番号、会員証のバーコードも同じです。書類の読み方を聞く場合は、個人情報を隠して必要な項目名だけを文章にします。
4.詳しい住所・電話番号・メールアドレス
店や旅行先を探すなら「福岡市」「新宿駅の近く」程度で十分です。番地、部屋番号、自宅の電話番号は必要ありません。第三者の連絡先も本人の許可なく入力しません。
5.診断書・検査結果・薬の袋などの医療情報
健康相談では、氏名、患者番号、病院名、生年月日を消します。ChatGPTの説明は診断ではありません。強い症状や急な変化がある場合はAIで判断せず、医療機関や救急相談へ連絡してください。
6.家族や知人の個人情報・顔写真
孫の学校名、家族の勤務先、知人の病気、顔がはっきり写った写真などは、本人の情報です。自分の情報と同じように扱い、必要がなければ送らないでください。
7.詐欺相手から送られた秘密情報
「確認のためChatGPTにこの番号を入れて」「画面を共有して」と言われても従いません。偽サイトや偽アプリでは、入力内容がOpenAIではない相手へ渡るおそれがあります。
写真を送る前に四隅と背景を確認する
花や料理を見てもらう写真にも、郵便物、薬の袋、表札、車のナンバー、家族の顔、QRコードが写り込むことがあります。画像は中央だけでなく四隅と背景まで見ます。
- 必要な物だけが写るように撮り直す
- 不要な部分をiPhoneやAndroidで切り取る
- 氏名・番号・バーコードを完全に隠す
- 隠したつもりでも読めないか拡大して確認する
- 重要書類は写真を送らず、項目名だけ文章で尋ねる
黒いペンで薄く塗った画像は、文字が読めることがあります。安全に加工できない場合は画像を送らないでください。
安全な質問へ言い換える例
| そのまま送らない質問 | 安全な言い換え |
|---|---|
| 住所は福岡市〇〇町1-2-3。近所の病院は? | 福岡市〇〇区で、駅から近い内科の探し方を教えて |
| 薬袋の写真を全部送る | 薬の一般的な飲み忘れ対応を教えて。最終判断は薬剤師に確認します |
| カード番号を入れて請求を相談する | 身に覚えのないカード請求があるときの連絡手順を教えて |
| 孫の本名と学校名を書いて相談する | 中学生の家族が学校で困っています。一般的な相談先を教えて |
詳しい健康相談の線引きは、ChatGPTへ健康・病気を相談するときの注意点で説明しています。
「学習をオフ」と一時チャットの違い
- モデル改善をオフ:OpenAI公式では、設定後の会話をモデル改善に使わないと案内しています。通常の会話履歴は残ります。
- 一時チャット:履歴に表示されず、メモリを使わず、モデル改善にも使われません。ただし安全上の目的でコピーが最大30日保持される場合があります。
- メモリ:ChatGPTが覚えた内容を確認・削除できます。チャットの削除とは別に確認します。
どの設定を選んでも、暗証番号や本人確認書類を入力してよいという意味ではありません。設定は「入力しない」対策の代わりではありません。
画面操作は、ChatGPTの学習をオフにする方法で確認できます。
入力してしまったときの対処
- 会話を続けない:追加の番号や画像を送らない
- チャットを削除する:履歴から該当会話を削除する
- パスワードを変更する:同じパスワードを使うサービスも確認する
- カード会社・銀行へ連絡する:カード番号や暗証番号を送った場合は公式窓口へ相談する
- 家族へ相談する:一人で判断せず、何を送ったか伝える
- 詐欺が疑われる場合:消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110など、公的な窓口へ相談する
偽画面へ入力した可能性がある場合は、偽ChatGPTサイト・偽物アプリの見分け方も確認してください。
よくある質問
まとめ
- 暗証番号、確認コード、カード番号、本人確認書類は入力しない
- 住所や健康相談は本名・番号を消して必要最小限にする
- 写真は四隅、背景、QRコードまで確認する
- 学習オフや一時チャットでも秘密情報は送らない
- 送ってしまったら削除だけで終わらせず、変更・停止・相談を行う

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